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Dear Reopon

20年前、ミーヤンと言う茶色い♀猫が5匹の子猫を生みました。
その中に、1匹だけ虎模様の黒茶の猫がいました。


始めてみる模様の猫に私はすっかり一目惚れ。
小学生だった私は、その猫に「レオポン」と名づけ、
いっつも一緒にあそんでいました。
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20年が経ち、私は結婚することになり、猫が一緒に住める場所を探し、
レオと一緒に新しい場所へ引っ越しました。


新婚生活はレオも一緒に幸せに暮らしていました。
それからしばらくして、私は妊娠し、臨月を迎え、
実家へ里帰りするつもりでいた時、
レオの体調が悪くなり、レオをおいて里帰りすることが出来ず、
かと言って、連れて行くことも出来ず、いつ産まれてもおかしくないお腹で、
レオのそばについていることに決めました。
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レオは日に日に具合が悪くなり、発作のような痙攣をするようになりました。
激しい発作に私は、「神様!楽に楽にしてあげてください。苦しめないで。」発作のたびに
そう祈りました。
歩くこともままならない体で、フラフラしながらトイレへ行く姿を見て、
「汚してもいいから、私が片付けるから、歩かないで・・・」

レオが逝く時、私達はしっかりと見届けることが出来ました。
静かに静かに苦しまず、鼓動が次第にゆっくりになり、
12月16日、午前4時、鼓動が止まりました。


とうとう、この日が来てしまいました。
その日の夕方、火葬場で焼いてもらいました。
たまたま近くに出張だった旦那も立ち会うことが出来ました。

私は、次の日から、里帰りをし、1月7日に虎を出産。
今、考えると、レオは一番良い日を選んで逝ったような気がします。
と言うか、レオにとって一番良い日ではなく、私にとって一番良い日を選んで
逝ってくれたのでしょう。

レオの最後を見届けることが出来、私は最高に幸せでした。

レオ、長い間、私を支えてくれてありがとう。
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1月7日、虎を出産、
「あれ?どっちにも似てないね・・・、あれ?レオに似てない?」


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